カラコンにもハードレンズが存在する？
コンタクトレンズにはハードレンズとソフトレンズの2種類が存在しており、最近ではソフトレンズが主流になりましたが、ハードレンズのカラコンも販売されています。
ハードレンズのメリットは耐久性に優れているという点にあり、一度購入すれば2年から3年程度であれば使い続けられるため、買い替えの手間やコストがかかりません。
また、ソフトレンズと比較して酸素を通しやすい素材で作られており、角膜にかかる負担も抑えられ、長時間装着したままでも異物感を覚えにくいことがメリットです。
一方でデメリットとしては、柔軟性という面で劣るだめ、ベースカーブの合わないレンズを装着しているとズレやすく、激しい運動に向いていません。
レンズを取り外してメンテナンスをしている際に誤って割ってしまうという可能性も考えられるため、購入後数日で破損させてしまうとお金を無駄にしてしまいます。
主流となっているソフトレンズの特徴
近年のカラコンや通常のコンタクトレンズで主流となっているのはソフトレンズで、国内産・国外産を問わず、販売されている大半のカラコンがソフトレンズです。
ソフトレンズはハードレンズと比べて目の形にフィットしやすいので、スポーツや運動が生活サイクルに組み込まれているという方に特に適しています。
柔らかい素材で作られているので、コンタクトが初めてという方でも違和感を覚えにくく、破れることはあったとしても割れてしまう可能性は全くありません。
ワンデータイプのソフトレンズは使い捨てできますが、それ以外のタイプを選択するとお手入れに手間や時間がかかり、洗浄液を購入したり、ケースを持ち運んだりしなければならないことはデメリットです。
また、レンズとしての形を保つために水分を吸収する必要があるため、ソフトレンズに涙を吸い取られてしまうことでドライアイになりやすいというリスクを抱えるなど、長時間の装着にも向いていません。